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Vol.55 お部屋引っ越し大作戦! ゴミ処理篇

あけましておめでとうございます。今年もユルユルと楽しめて、ちょっとだけ有益な情報をお届けしたいと思っている、ライターのタラです。

2025年一発目は、我が部屋の引っ越し話・第二弾。中々完成を見ない引っ越しですが、脚を引っ張っているのは、何といってもモノが多いこと。大半が不要物なので捨てるしかないのですが、この「捨てる」というのが厄介。普通にゴミの日に出せればいいのですが、粗大ゴミはそういうわけにはいかず。申請して引き取りに来てもらうか、ゴミ処分場に持ち込むか。とにかく手間と時間がかかるわけで。

ということで本年も一年、気楽にお付き合いいたでければ幸いです。


ネット通販の旺盛により、買い物は劇的に変化しました。ちょこっとボタンをクリックすれば買い物終了。二、三日中には品物が届きます。普段は配達業をしているので痛感しますが、みなさん、本当によく買い物をします。

しかし、家のスペースを考えれば「物を増やし続ける」には限界があり、そうなると「物を処分する」ことが必要になります。ネット通販なみの手軽さで不要物を処分できればいいのですが、そういうわけにもいかず。粗大ゴミの処分はそこそこに手間がかかるのです。

 

 

不要物を溜め込み続け、処分を先延ばしにした結果がこの有様です。

部屋として使うためにも一念発起、思い切って捨てる段取りを立てました。まずは粗大ゴミをやっつけます。

粗大ゴミ処理の方法は主に二つ。行政に依頼して回収してもらうか、ゴミ処理場へ持ち込むか、です。

さて、ゴミ処理場に持ち込めば一発で終わるのですが、我が家の車では大型の粗大ゴミを積んでいけません。ソファなんて乗らない……。まずは行政へ頼むことにしました。

インターネットでも申し込めるようですが、初回は場所等の確認が必要なため電話連絡が必要とのこと。出したいゴミの内容、数、不明点などを確認し、あっさりと依頼は完了です。

ちなみに粗大ゴミの収集は月一回、地区ごとに日程が決まっており、我が家の地域は毎月第二月曜でした。細かい日程は静岡市のホームページをご参照のこと

 

 

基本、玄関前に出せば取りに来てくれます。

ただし、一回で出せるのは7点まで。市指定のゴミ袋に入ればそれは1点として数えてくれます。持ち上がる重さで、袋が破れなければ小型家電を複数入れてもいいのはありがたいです。さらに、割れた食器も紙に包めば捨てていいので、こちらも一気に処分できました。

今回はソファ、座椅子×2、座卓×2、あれこれ入れたゴミ袋×2の7点。加えて、電池、電球、ライターは7点に加えず、別の小袋に入れれば回収してくれるとのこと。異常に溜まっていたライターと電池も一緒に処分できました。

注意としては、全部のゴミに「不用 〇〇〇〇〇〇(氏名)」と書いた紙を貼っておくこと。貼り忘れると持って行ってくれない場合も……。

惜しむらくは、月一回しか回収してくれないことでしょうか。あれだけのゴミの山。当然、一回では片付かず。次回を待とうかとも考えましたが、どうせならば一気に片づけたい! そう思い、

残りはゴミ処理場に持ち込むことにしました。

 

 

 

大きなゴミは回収してもらったので、残っているのは何とか車に積めるものばかり。

今回はラジカセ、置時計、ビデオデッキ、音響機材、プリンター、ギターケース、炊飯器などなどを車に積み込みます。いざゴミ処理場へ出発。

ちなみに市内で持ち込み可能なゴミ処理場は西ケ谷清掃工場沼上清掃工場の二か所。今回は沼上清掃工場へ行きます。実はここ、普段の配達業務での担当エリアで、ほぼ毎日訪れている場所。しかし利用するのは初めてで、何となくドキドキします。

 

(出典:静岡市ホームページ)

結果、予想以上に簡単でした。受付、移動、積み下ろし、終了。混み具合にもよるとは思いますが、今回はトータル15分くらいで終わってしまいました。現場には係員もちゃんといて、これはあっち、これはそっち、と捨て場所も指示してくれるので別段困ることもありません。

こんな簡単ならばもっと早く利用すれば良かったなぁと反省です。何はともあれ一気に粗大ゴミが片付いたのです。

ゴミ処理場の詳細に関しては、HPに詳しく掲載されているので、こちらも参考にしてください。

 

さてここで、もしかして余り知られていないかもしれない情報を一つ。

「小型家電回収ボックス」というものをご存じでしょうか? これは、不燃物なので可燃ゴミとしては出せないが、粗大ゴミで出すほどではない小さな家電を出せるリサイクルボックス。市内の役所や生涯学習センターに設置されており、各施設がオープンしている時間ならばいつでも利用することが可能。下図の家電ならこのボックス入れることで処分できます。

 

 

予約も受け付けもないのでお手軽。ただ、ボックス自体はそれほど大きくなく、開口部が15×26cmしかないので、そこから入るサイズのものに限定されてしまうのが難点かもしれません。パソコンモニターを入れようとしたが入りませんでした。

このボックスは市内各所にかなりの数設置されています。

 

(出典:静岡市ホームページ)

そして、忘れてはならない厄介モノがリサイクル家電です。テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機(乾燥機)の四家電については、粗大ゴミでは捨てられません。リサイクル料金を払って、しかるべき場所にて処分してもらわなければなりません。嗚呼、面倒くさい。

ただ幸いなことに今回はテレビ以外のリサイクル家電はなし。ですが、使っていないテレビが何故か五台もあったのです……。

 

 

全部ブラウン管。テレビデオが三台も混じっていた。

 

テレビのリサイクル料に関しては、サイズとメーカーによって2,000円~4,000円程度となっています。正直リサイクル料金を払うのは構わないのですが、わざわざ郵便局でリサイクル券を入手し、料金を振込、証書を貰い、処分施設へと持ち込まねばならないのがかなり手間です。処理施設で直接支払いできればもっと効率的だと思うのだが……。

五台一気に処分しようと思ったのですが、予想以上に料金が嵩んだので今回はとりあえず三台。残り二台は追々片づけることにしました(これが良くないとは思うのですが……)。

ということで、市指定の引取施設は二か所。

 

 

こちらもゴミ処理場同様、すんなり終わりました。

億劫がってあれこれ先延ばしにしてきましたが、やってみればそれほどの労はありませんでした。長年、不要物を溜まるがままに放置し、見て見ぬふりをしてきた昔の自分を叱りたい。

 

大方のゴミは処分できまいた。その結果が以下の通り。

 

 

最初の惨状を鑑みれば、よくぞここまで片付いたぁと。まあ四角い部屋を丸く掃除したみたいな部分も大いにありますが、多少ゴールが見えるというのは大事です。やる気にもなりますし。

 

ただ部屋自体が単純に物凄く汚い。壁とか黒ずんでいるし。ここまでやってふと思ったのですが、本当にここに引っ越せるのだろうか?

そもそもこの部屋、土足なのです。何かを敷かないと、靴で過ごすことなります。アメリカンチックですが、いささか現実的ではない……。やることはまだまだ山積みなのでした。

 

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