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6/29 – 7/7 |「3.5坪テラス×木の外壁の住まい」構造見学会 @吉田町

静岡ではまだ珍しい、木の外壁・断熱等級7・耐震等級3の住まい。今回、構造見学会を開催する運びとなりました。

日程 : 6/29(日)〜 7/7(月)
時間 : 10:00〜16:00 | 完全予約制
所在 : 榛原郡吉田町(東名吉田インターよりお車で5分ほど)

お申し込みは下記フォームよりお願いいたします。
構造見学お申込みフォーム

建物の特徴

CAC建築工房ならではの最高等級の住宅性能はもちろんですが、今回の住まいでこだわったのは「中間領域」のあしらい。

断熱性能をしっかり高めた室内と外界の間に、1.8mの軒の出のウッドデッキポーチに、屋根のかかった大きなテラスを設けています。奥まった場所に造作ベンチもご用意するなど居場所をつくり、内と外の「緩衝地帯」になるようにしつらえました。

建物自体は延床26坪と非常にコンパクトですが、室内から延長した中間領域が暮らしに広がりを持たせてくれます。

また、ポーチの柱は、大工職人による削り出しで丸柱にしており、束石(つかいし)も自然石の砕石を吟味し、セレクトしてきたもの。

気密性など精度が求められる室内部分はプレカット材を使用しますが、外部空間で使用する材料は、多少ゆらぎのある手仕事や自然物で仕上げると味わい深くなるのでおすすめです。

「適材適所」を体現した、メリハリのある空間設計をご覧ください。

構造見学チェックポイント5つ

構造見学は、建物性能の本質を確認できる唯一のタイミング。

いい家を建てたいと思うなら、たくさんの建物を見て、しっかりその違いを把握しておきましょう。

今回の見学会では、特に以下のような部分をチェックいただけます。

1、整理された「構造」

CAC建築工房の建物は、構造そのものがシンプルです。力の流れが素直で、綺麗な納まりになっており、梁や柱のサイズも、局所的に不自然に大きくなったりしません。全体としてバランスがよいのです。

構造自体が整っていることは、見た目の美しさだけでなく、安全性を裏付ける大きなポイントです。

2、「断熱施工」の細やかさ

断熱性能は、使っている材料のスペックだけで決まるものではありません。どんなに高性能な断熱材でも、雑に施工すればその効果は大きく損なわれます。

大切なのはその「精度」。例えば天井と壁のつなぎ目など、細部まで緻密に取り組む「正しい処理方法」を確認してみてください。


実際に見学いただける断熱施工状況

3、耐久性を高める「二重屋根」

屋根は、家を守る最前線。だからこそ、まだ先進的な「二重屋根」を私たちは採用しています。屋根の下にもう一層、独立した下地の屋根を設けることで、万一雨水が侵入しても排水できる上、結露対策や遮熱にもつながる優れた作り方です。

現地ではどのように施工されているか、実際に目視いただくことが可能です。


二重屋根施工時の画像

4、木板外壁の納まり

こちらの住まいは、縦張りの木板に押縁を重ねた外壁です。木板の継ぎ目をさらに木材で押さえるため、雨仕舞い(防水)にもなり、意匠性も高い施工方法となりますが、窓周りなどは別途、板金での防水も行っています。

住まいの大敵「水」への対策を、極めて厳密に行っているのもCAC建築工房ならではの板壁施工の方法です。


木板押縁外壁の事例

5、約3.5坪のテラス

冒頭でお伝えした中間領域は、ベンチの横に室内とつながる窓があります。そして、その窓際の室内側壁面も、外壁と同様に木板外壁での仕上げ。内外の壁面が連続し、視覚的にも広がりのある空間設計となっています。

今回の構造見学においても、中間領域があることで生まれる「暮らしの豊かさ」を味わっていただけます。

ご予約について

日程 : 6/29(日)〜 7/7(月)
時間 : 10:00〜16:00 | 完全予約制
所在 : 榛原郡吉田町

お申し込みは下記フォームよりお願いいたします。
構造見学お申込みフォーム

※ 選べない日時は予約済みです。ご了承ください。

家づくりについて学ぶ上で、構造の知識は必須です。完成してしまえば見えなくなってしまう部分にこそ、建物の安全や快適性への工夫があるものです。

弊社は無理な営業行為は一切致しませんので、安心してお越しいただければ幸いです。
当日、あなたにお会いできるのを楽しみにしています。

CAC建築工房 瀧

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