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多元的「大工職人」募集

CAC建築工房では大工職人を募集しています。

ようやくアップデートが始まった日本の家づくり。
空き家になったり、20〜30年で壊されてしまう建物をつくる時代は終わり、100年先の未来まで見据えた建築が求められるようになりました。

職人として、まちに、人に誇れるものを、私たちと一緒に地域に残していきましょう。

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即戦力、は必須じゃない。

私たちがあなたと一緒に目指すのは、新しいかたちの大工です。

例えば、今現在、世の中で活躍している設計者の中には、元々は大工として現場で作業をしていた方もいらっしゃいます。

そういう方は、現場での納まりや材料の性質への理解が深く、机上で設計のみを追及してきた設計者さんとは異なる設計スキルを持っています。

また逆に、設計技能を突き詰めたからこそ、現場で発揮できる加工技術もあるでしょう。

そのように、個々の経験や技能をベースに家づくりに携わっていただくことを、私たちは求めます。

大工から設計者を目指すのもOK。

設計者やその他の技術者から大工を目指すのもOK。

もちろん、大工としてのキャリアを生涯貫くのもOK。

大工として仕事をしながら、自分で「こうしたい」という意志が生まれてくることもあるはず。その場合には、設計や監理の業務を依頼するなど、あなたのキャリアビジョンに沿ってお仕事をお任せできたらと考えています。

CAC建築工房はいわゆる大工工務店。代表の瀧自身、大工でもあり、監督でもあり、営業も行い、細かい納まりの設計もしています。家づくりを一気通貫に体験できるからこそ得られるものも多いはずです。

フレキシブルで多元的な技能を持つ「次世代を担う大工職人」を、CAC建築工房は育てていきたいと考えています。

ものづくりの面白さを忘れていないか?

近年は大工の仕事も手仕事が少なく、プレカット材の組み立てに終始する現場も多いもの。それ自体は高効率でメリットも大きいと感じますが、一方で、やりがいを見出しづらいという声があるのも理解できます。

私たちの現場では、断熱や気密、換気空調や構造設計などは最先端のものを追及しながら、大工としての技もきちんと活かして仕事をしています。伝統建築の技術を下支えに、最先端のパッシブハウスなども実現しており、毎日が充実した学びの時間になるはずです。

そもそも、寺社仏閣など伝統的な社寺建築を生業にしていた我が社が、木の家づくりをスタートしたのは、伝統建築の技術を、もっと身近なものとして体験してほしかったから。そのためには「住まい」という、最も普及している建築でその技術をふるうのが最適だと考えたわけです。

あなたが持っている技術を存分に発揮し、次の世代にも繋いでいくこと。それも、私たちの目的のひとつです。あなたには、ぜひ、その担い手として活躍していただきたいと思います。

ちなみに、伝統的な手刻みなどは、これから増えてくるであろうリフォームにおいては必須のスキル。画一的な新築の建材と異なり、既存住宅は千差万別。適材適所の加工や納まりが求められます。

今後、大工としてのキャリアを続けていくなら、手刻み加工技術を習得しておいて損はありません。弊社は定期的に伝統建築のお仕事もお引き受けしています。本格的な技術を学ぶには最適な職場環境だといえるでしょう。

条件等

常用大工として勤務いただきます。社員として雇用させていただく予定ですが、最初は短期雇用契約からスタートです。

仕事内容
大工業務(木材加工、現場工務、資材運搬 ほか)
雇用形態
短期雇用契約、正社員(長期雇用契約締結後)
給与
基本月給22万円〜(技能、経験、年齢による。昇給あり)
各種手当
資格手当(試験受験等の補助あり)、早出残業・休日出勤手当(割増賃金)
応募条件など
未経験者、経験者ともに歓迎
交通手段
車・バイク通勤可能
勤務時間
8:00〜18:00(休憩120分)
休日・休暇
当社カレンダーによる(有給、夏季休暇、年末年始、GW)
福利厚生
各種社会保険完備、健康診断、服装・髪型など自由

 

私たちの会社や現場も見た上でご判断いただきたいと思いますので、まずは一度面談のお時間をいただければと思います。

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追伸:就職活動中の学生さんへ

CAC建築工房では現在、富士宮市にある建築の専門学校「日本建築藝術大學校」出身の若手大工(3年目)が働いています。

将来的には設計業務にも携わりたいということで、そちらも見据えて、今は現場の知識と技術を身につけてもらっているところ。

「先輩の話を聞きたい」などのご希望があれば、OB訪問なども随時受け付けます。ぜひお気軽にお申し込みください。

 

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